「日本沈没2020 劇場編集版」を制作。映画にすることで作品が見えて感じられる



「日本沈没2020 劇場編集版」大災害の脅威と、それでも“生きる”人々を描く本予告(動画あり) – コミックナタリー

「日本沈没2020 劇場編集版 -シズマヌキボウ-」はNetflixで配信中の「日本沈没2020」全10話を、監督を務めた湯浅政明が編集し、1本の映画として再構築した作品。11月13日より、5.1chの劇場仕様の音響で上映される。

結構叩かれているこの作品。それでも僕は楽しめました。

さすが湯浅監督です、演出に切れ味がある。特に亡くなる場面の演出は見事です。

作品上、表現が難しい国や民族を描くに必要がある。それを、避けずに一つの考えを提示したのは、正しいことだと感じます。

本予告は湯浅監督が本作を通じて描きたかったテーマ“祖国が沈んだ後の日本人の心”を表現したもの。前半では大災害により危機に直面した日本の姿が描かれ、後半では絶望的な状況の中にあっても立ち上がり、進もうとする人々の姿が映された。また中盤には配信版を観た視聴者から寄せられた、賛否両方のコメントが使われている。





確かに、到底会えるはずもない環境なのに、間一髪出会い助かったりして、ご都合主義的面もありましたが、全体の熱量からすると、些細なことなのかなと飲み込めました。僕は。

湯浅監督は僕と同年代です。高度成長期のなりふり構わない日本の形に、素直に賛成できないところがある。いい悪いを別にして、欧米の効率的な仕事や、自己主張を上手に生活に取り込む姿勢を望んでいるところがある。

日本や日本人に対して、複雑な心情を吐露させているのは、もしかしたらそのせいかも知れません。そうじゃ無いかも知れませんが、日本もいい面もあれば残念な面もある。それを、冷静に見つめる姿勢は失わないようにしなければと、心がけています。

このアニメとは関係なりそうでこの辺で終わりにして、今回話をまとめて映画にするようです。確かに、これを一本の映画にまとめたら、テンポの良くなり、メッセージが強い浮き出る濃い作品になるのでは、と感じていました。

やはり映画にすることで、この作品の本当の姿が見えてくるに違いありません。








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