凡庸雑記「赤面」

鑑賞したら記録

映画のことや、ドラマに、アニメのことを、自分なりに書き残さなくてはと、最近、見たすぐ後にMacに向かい書いている。



自分なりには、結構書けていると自画自賛しているのだけど、後から人がやっているYouTubeやポッドキャストを見たり聞いたりすると、こんな場面があったのかしら、こんなこと言っていたのかな?なんて、抜けているところが多い。

全体をぼんやり見ているだけで、物語の核となる部分は、見落として漠然とした感想を持っているだけなのかもしれない。そう思うと、自分の審美眼の程度に落胆してしまう。



つまらぬ細かな過ち

これは物語の鑑賞だけにとどまらない。書類やメールを書いたり、読んだりするときに、全体をザクっと見て、分かった気になるが、後から人から指摘されたり、読み返すといろんなことに気がついたり。とにかく、細かなところを確認することが、苦手だ。



特に、数字は致命的。数字が関わる部分は、単にうっかりと入りないほどの、お粗末さで間違ってしまう。日付とか、金額とか、特に最近何でもかんでもついてくる仕事書類の番号とか。

ほんのちょっとしたところが、見落としたり、間違ったり、自分でも頭のネジが数本抜けているのだろうかと、絶望するぐらいだ。



熱情で書き、灼熱で恥いる

こうして、文章を書いてはいるが、自画自賛の極み。書いたあとは必ずと言ってほど、心地よい労働の疲れに身を任せて、変な形の満足感を感じている。



俺って、もしかしたら、村上春樹並みの天才じゃない?と、書くことの充実感に一人浸っている。

それが、後々何気なく読み返すと、赤面するようなところが。それも、一般常識では考えられない内容で間違っていたりする。



こんなことじゃ、いつまで経ってもと、背筋が凍るほど恥いり、そして、今度から目を皿のようにして、事細かく自分の現実を見ることを誓うのだけど、結局は、書きっぱなし、作りっぱなしで、灼熱の赤面を世の中に撒き散らしている。

なんとかならないか、天才的なのは望まないが、普通の人間としての、創作活動ができないだろうかと、悩んでばかりの日々である。



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