凡庸写真雑記「新宿御苑」

初めて新宿御苑に。

名前は聞いたことはあったけど、新宿と言えば駅周辺の「マップカメラ」や「東急ハンズ」、「Nikonショールーム」に行くばかりで、そちらの方へは行かなかった。

その日は仕事の都合であるところに訪問。ビルを出ると目の前に新宿御苑の入り口が。

そばにいた同僚が、入ってみようと言いつつ、どんどん進んでいった。

入るには五百円ものお賽銭が必要。ちょっと高いかなと思いつつも、そんな下賎なことはお首にも出して、チケットを求めようとすると、誘ったからと出してくれた。

我が、心を読まれていたのかと、一瞬、おののく。

素直に、感謝を述べて、いざ、初新宿御苑へ。

ここは、本当に東京。それも、大都会の新宿かいな。と、異世界に放り込まれた感覚に囚われる。

もちろん、心地はひたすら良く。木々の中で心身とも癒される。

これは、訪れた人を虜にする魔境。距離が近くお金があるなら、毎日足繁く通いたい。いや、この中で仕事をしたい。それじゃ物足りん、住んでしまいたい。

ちょうど昼時なので、レストランというか、休憩所というか、かなり立派な小屋で昼食をとる。焼肉とだし巻き卵の弁当。庶民には少食高く、少量だったが味は悪くなし。満足はする。

腹を満たして、再び散策。

自然と撮るつもりなかったのに、iPhoneを取り出して風景を撮り始めてしまった。こうなると、もう、止まらない。歩きつつ、気になるところで立ち止まり、シャッターを切る。

今日は仕事だからと、Nikon Z6を持ってこなかったのを、地団駄踏んで悔しがった。

でも、iPhoneがかなり良き仕事をしてくれるので、それはそれで悪くはない。街撮り、散歩写真には、もうiPhoneがあればいいんじゃないかと、錯覚をしてしまうほど快適極まり無し。

欲望の任せるままにしておくと、永遠に囚われてしまいそうだったので、キリの良いところで、出口に足を進める。何せ、まだ業務時間内なのだから。

あれほどまでに新宿御苑が心地よいとは思いもしなかった。今度は、もっとゆっくりゆったり訪れてみるつもりである。その時は、必ずNikon Z6を手に持って。

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