小さなチップが世界を変えた！「Apple M1 チップ」発表。信者の頭に擦り込んだその性能と成功。
Appleの発表会で伝えたいことは一つ
今回の発表会それは、絶対的に「Apple M1 チップ」祭！これしかないと言うかこれが全て。
これからのAppleが進む方向と、納得させるだけの重要な価値を持ったApple独自チップの「満を持して」の発表でした。
これをきっかけとし、これからの２年間で、全てを「Apple M1 チップ」に変えていく、華々しい出航式のセレモニーの様な、明るさと気概と自負をApple発表会の全体から感じました。
心配症で、何事にも懐疑的な僕は、個人的には性急な独自チップへの移行に、不安しか感じなかった。でも、今回の発表会の内容と、何よりも自信に満ちた彼らの表情が、Appleへの信頼と希望を見せてくれました。
世界を本当に変えるかもしれない「M1」
それにしても、今回正式にMacへ搭載された「Apple M1 チップ」期待を超える性能の良さを予感させます。Appleが少し盛っていると正直思っているのですが、話半分でも素晴らしい実力を感じます。
全てを効率良く処理して、省電力なのに高性能を実現しています。
一つのチップの中に、CPU、GPU、Neural Engine、I/Oなどを詰め込んで、それぞれが抵抗なく繋がり、高速で高負荷の処理を行います。
特に期待しているのは、GPU性能。こう負荷の処理をするには、強力な外付けGPUが必要と言うのが常識。それを、チップ内蔵GPUでこなせるのか。Appleは8コアのGPUは最大５倍の速さをもたらすと謳っています。
サイレントキラーとなったAir
それでいて、MacBookAirは最大18時間。そして、ファンが無い。
今回のM1搭載で、物足りなさがつきまとっていた、MacBook Airが生まれ変わって、よりたくましくなった。明らかにファンレス仕様で、熱の出る高負荷処理を目的とされていないのに、８コアのCPUと８コアのGPUを全力で使い、想像を超えた創造力を発揮しています。
サイレントキラーと生まれ変わったMacBookAirが、一体どんな世界を見せ、感じさせたくれるのか。楽しみで仕方がない。
新しい力を手に入れて、侮れない存在となったのか13インチPro
もう一つノートタイプのMacが登場しています。
プロの名の付く、13インチ MacBook Pro。
こちらは、MacBook Airよりも高い処理を要求されるので、より高い処理ができる様に作られている。と言いたいところですが、どちらも同じM1チップで変わりが無い。
わざわざMacBookProにはファンがついているので、その分、思い切りの良いハードな使い方ができる様に調整しているのかもしれません。
こちらは動画編集や画像編集に威力を発揮しそうな気配がします。今まで叶わなかった高い負荷のかかる創造作業が、難なくできる様になやもしれません。
これが一番グッときた！ミニなのに広がる世界
そして、個人的に一番グッと来たのが、やっぱり小さくて邪魔にならないMac mini。影に隠れて控えめにしていたのに、なめてたそいつが実はできるやつ。
なんてことになりそうな、性能を備えた。かもしれん。
安いしね。手が出しやすいし、失敗しても元が取れそう。初めからサブってことを気持ちの中にM1チップの様に組み込んで、対することができる。
それなのに、手に入れてみたら、こいつは本妻でも十分満足。と、胸を張って言える様になっているかもしれない。やっぱり、ちゃんとした環境が整えれば、ディスクトップは最強です。
今まで、ノート一筋で生きてきたのに、実はノートにいろんなものを繋いで、ディスクトップとして使っている日々。こうなりゃ、ディスクトップを手に入れても良いのでは無いかなと、気持ちがぐらついているのです。
そんな気持ちのぐらつきを、グラグラ揺すって、叩いて、罵って（？）旦那、今回いいもんが手に入ったんでどうでしょう。と胸元から取り出したのがMac miniなんて妄想を抱いております。
イメージを信者の頭に刻み込んだそれが発表会の成功
予想を超えて「Apple M1 チップ」はおもろいなあ。
きっと、そう、世界中の人に思わせた、Appleの完全勝利。それに尽きる発表会でした。
それと、13日に発信される「macOS Big Sur」デザインは大好きで楽しみしかないのですけど、「Apple M1 チップ」に超絶調整していると、堂々と宣言しているのです。
嬉しいけれど、誇らしいけど、使いたいけど、今使っているのが究極の超高性能Corei9を打ち込んだMacBook Pro 16inch。この間、奮発した買った。嬉しいのは嬉しい。これから数年使い倒すMac。
こいつには最適化されているのか、どんなもんなのか、あんまりにも「Apple M1 チップ」と「macOS Big Sur」が相思相愛とAppleが言うもんだから、妙な不安が後味として残ってしまったのも事実。
これは、世界中のMac信者に買い替えなければと思わせてしまったのかもしれない。これはこれで、Appleの大成功なのでしょう。きっと。
おしまい。
