世に背を向けた男の頭の中 カメラとiPhoneへの迷走

世に背を向けた男の頭の中

ちょと無駄な妄想を頭の中でぐるぐる転がしているので、あんまりにもそれがうざいので、こいつは良いネタになるのではないだろうかと、試しに書いてみました。

熱しやすくて飽きっぽい。そして、ワガママで堪え性のないこの私は、一度何かに取り憑かれると、それをなんとかするまで、そして、選択を後悔するまで、延々と、撚々と、非業の夢想を燃やし続けるのです。

もう、偏執狂としか言えない。自分でも、全く人のためも世のためも、そして、身近な家族や友人のためにもならない。純粋に自分の事のみを、誠心誠意、脇目も降らずに考え続ける、身勝手な自分を恐ろしく感じながら傍観しているのです。

兎にも角にも、そんな世に背を向けた生き方しかできない、ある男の頭の中をご覧あれ。

確実に無駄になることが分かっている

フルサイズそれこそ無駄ではないか。

今までの残像でお金を使って良いのか。

プロカメラマンが言っていた。高いカメラを買う価値のある人は毎月5千枚写せる人だと。

それだけ、写真を撮る機会を作れる人。意欲を続けられる人でないと、高いカメラを買っても無駄になる。

素直にiPhoneなら幸せになる

それならば、iPhoneを買った方が良いとも言っていた。

そうに違いない。

写真を撮る道具ならば、間違いなく最新のスマホが一番だ。これは、最近身にしみて感じている。わざわざ意識して持ち歩かなくても、常に身につけている。

撮りたい場面にで出くわすだけで、手に取り撮ることができる。

美しい写真を確実に残すことができる。

完璧で完全な写真の道具

特別な被写体を、意味のある表現で、本人の意識レベルでも芸術作品として作り上げる清く意欲を持って撮る以外はiPhoneで十分である。

いや、その表現は失礼。完璧で完全な写真の道具である。

もう、素直に負けを認めて、いますぐiPhone12Pro MAXを買いに走るべきだ。

少しくたびれた、ひと昔のフルサイズカメラを中古でなんとか買う金額で、最新のiPhoneが買える。最新のカメラが手に入る。

考える必要は無いはず。ほんの少しの知性と理性、それと合理性があれば結果は自ずと見えてくる。

Appleファンであるそれも理由の重要な一つ。泣く泣く買い求めるのではない。一つの選択としては、喜ぶべき内容だ。正直、タイミングの問題で間違いなくiPhone購入を選択していた。

過去に染み付いた憧れが無駄な結果を選択する

それなのに、自分の中でフルサイズという未経験の憧れが、無意味に湧き出し広がり自分を包み込んでいる。

ほんの短い期間のみ、興奮と歓喜を味わい、一生の友として愛撫するだろうが、怠惰で移り気な性質は、ゴミか畜生かと手放し、さりとて手放すこともできずに、生殺しをするに違いない。確信的な事実である。

こんな悲しい結果を想定しながらも、こうして買ってしまうかもしれないと言う、衝動に苛まれている自分がほとほと哀れとしか感じられない。