
凡庸雑記 睡眠
書いていないせいか、頭の中で思いついたことを、文章にすることができない。おもろいことを思いついたと喜んでMacの前に座り、キーに指を置いた瞬間、はて?なにを書くんやったっけ?見事に頭が真っ白になっている。
そう言えば、睡眠のことを書こうかなと思っていたのやけど、なんやったけな?
この数ヶ月、寝つきがひどく悪くなって困っている。それに、夜中に必ず目が覚める。そのせいだろうか、寝起きがとても悪い。日中疲れが取れず、倦怠感が拭えない。このままでは仕事にも影響が出そうでとても怖い。
これは気合を入れて睡眠環境を改善しないといけない。
とりあえずやれることからと、iPhoneを布団の側から離すことにした。どうにもこれがいけない。ついつい手に取って時間を忘れて、ニュースや動画などなどつまみ食いしてしまう。
気がつけば時間ばかり過ぎて行き、明るい光に刺激されて真昼間と脳が錯覚してしまい、すっかり眠ることを忘れてしまう。
いざ、iPhoneを枕元から遠のけようとすると、これがなかなか辛い。夜寝る前の映画やアニメ、そしてYouTubeは欠かせない人生の一コマになっていたようだ。
タバコをやめた人が、口寂しくてついついまた手に取ってしまうなんてことを耳にするが、タバコのような禁断症状がiPhoneにもあるようだ。
その代わりと言ってはなんだけど、せめて寂しい夜の慰みとして、ほぼ日手帳とKindleを枕元に置いている。
ほぼ日手帳で、寝る前に1日あったことをあれやこれや書き綴る。
愛用している(と言ってもほとんど使う機会がない)書き味の良いペリカンの万年筆ととても相思相愛で、その日の印象深い出来事を、スッキリと頭の中から手帳に気持ちよく吐き出せる。
いい精神安定剤となっている。
それでも満たされない場合は、Kindleを手に取って、小説やエッセイなどなどを読み始める。コレがなかなか睡眠には良いようで、読んでいると意外に早く睡魔に襲われる。
刺激されて、どんどん睡魔が遠のくiPhoneとは違う。
本当なら、全く何もなく、何もせず、ひたすら寝ることに注力し、自然な睡魔に身を任せるのが良いのだろうけど、どうしても、寝る前に何か慰みものが必要となってしまったこの身体。せめてKindleぐらいは勘弁してやろうというところなのだ。
こんな感じで、いい塩梅で眠りにつくことは叶うようにはなったけど、やはり、夜中に目が覚めてしまう。恥ずかしながら尿意を催す場合が多いのだけど、自然と目が開く事も多々ある。
こんな時にも傍に置いたKindleを手に取って、しばしの読書をしつつ、睡魔の訪れを、待ち侘びる。
数年前は、夜中に布団の中でいくら映画やアニメを見ても、平気ですやすや眠れたのに、最近は全く眠ることができなくなった。、いつまでも同じように強引に生きていくことができなくなったのだと、深々と思う。
これからも、こうしてできること、できなくなったこと、を観察しながら、対処していくしかなさそうだ。