ksniigata2014-07-114

 

  昨日 18:39 日本軍は補給を軽視したのか ikedanobuo 池田信夫 blog

  

それは本書もいうように、日本兵が優秀だったからだろう。

日本の組織にはとても優秀な人がいます。
それは、能力もそうだけど、精神的にも非常に能力が高い。

そんな、環境でも忍耐し、最高の能力を発揮する人がいます。
もちろん、そんな人が何人かいるおかげで、日本の組織は解体
せず、粘り強く前進し結果を出し現状を維持しています。

その代わり、顔の無い彼らのおかげで、組織が成り立つため、
トップが責任を持つべき現状分析と、戦略の組立が疎かになる。

夢とか希望、理想レベルでの段階で止まり、それを成すのは、
「必勝の信念」を持つ、優秀な人々の責任になります。

最近特に思うのですが、現状が大きく変化する時には、
名も無き優秀な人たちが、最も不都合な存在になるのでは
ないかと。

彼らにはなにも悪意がない。ひたすら成就を願い、過酷な
環境で自他を鼓舞し、たゆまぬ前進をする。しかし、それが
基準になり、組織全体の常識となり、本来、変えるべき点、
整えなければならない部位を見えないものとしてしまう危険
をはらんでいます。

この課題を超えるべき方法は、残念ながら日本人は持たない
のかもしれません。組織のDNAがあるならば、異質なもの
は淘汰されます。自ずと、同じものが長となり、同じ、素質
を受け継ぐ。

となると、一般の組織に染まらない、まっさらから出発した
起業やNPOが重要になります。彼らが、中途半端に既存の組
織に染まらず、成長する土場が必要となるでしょう。そして、
徹底して日本の組織に対する批判的視点が必要となります。

ただ、私もそうですが、本当に日本人は批判に対して弱い。
批判を冷静に受け止めて、分析し、それに対して具体的な一
手を打てない。水に流そうとしても、それを許さないのが、
世界で有り、現実です。

それを、どう身につけていくのか、また、組織全体が受け止
めていくのか、重要な課題となります。

毎日、サービス残業をして、高度な書類や、企画を出し続け
ている人に対して、その働き方は無能であり、組織の飛躍を
妨げるものだと糾弾しようとしても、「それほど自分は立派
なのか?」と頭に浮かぶ。そんな自分を振り返る優しさを持
つ私たち日本人が出来るのか。なかなか難しい問題です。 

ksniigata2014-07-99 

 

 

 




 

 




 

 

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