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どうしたらiPhone8が手に入るのか大いに悩む男の話

その男大いに悩んでいる。一体どうしたらiPhone8が手に入るのかと。

今使っているiPhone6sPlusでも生活は出来る。しかしだ、時は流れ、8が産声を上げている。新しい機能を手に入れて、性能も格段に上がっているではないか。もう、こうなれば現状に甘んじていることは出来ない。

しかしだ、今手の中にある6sPlusは買ってから一年もたっていない。家族に頼み込んで買ったものだ。それを、新たにする。そして、そのときよりも高額なものに。こんなことは許されようも無い。もちろん買うことは出来よう。家族の中で自らを放り出す勇気があればのことだが。

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が、欲しい。欲しいのだ。成熟された筐体と、最新のOSに対応した高速のチップ。それらを、躊躇無く詰め込んだ最高のiPhoneである。これを、手に入れないわけはない。

そこで男は考えた。落ち着いてお金の算段をまずは考えよう。買うにはいくら必要なのか、いくら工面すれば買えるのか。

欲しいiPhone8はは8Plusの64GB。これを買うには89800円もちろん税別。とゆうことは96984円。約10万円。これをどうやって買うのか。

これを買うには、今持っているiPhone6sPlus64GBを売ったとして、約3万円工面する。残りは66984円。そのうち6984円は現金で払い。残りの6万円はAppleの無金利ローンを組んで支払う。そこで、何分割するかだが、一気に払うなら3分割にして月々2万円。もっとゆっくり払うならば、12分割にして5000円。一気にするかゆっくり払うのか。将来性のない男は一気に支払う方がいい。

問題はどうやって買った後、家族に承認してもらうのか?これは絶対無理。決定事項。そこで、最終手段としてケース作戦を敢行する。大型の耐水耐塵ケースで本体全体を包み込み、iPhone6sPlusか8Plusか分からなくさせるのだ。機械に疎い、それ以上に、男にまったく関心の無い妻ならまずばれることは無いだろう。しめしめである。

が、一番の強敵は男の息子である。彼はヤバイ。要注意人物である。とにかく勘が良い。一瞬で違いを発見し、ものの変化を察してしまう。すぐさま彼はイヤホン端子が無いことを発見するだろう。それはすなわちiPhone6sPlusでは無いことを察する。わずかな時間で。その時、いかにして対応するのか、ゆゆしき問題だ。

それにしても、この物語はまったくの男の妄想である。しかし叶わぬ夢ではない。いつの日か家族の冷たい視線と、罵詈雑言を体全体に浴びながら、光り輝くiPhone8Plusを片手に持って、家を追い出されているだろう。きっと。











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