AdobeCS3やBiND6があんまりにも調子が悪いので、外付けハードディスクにOS X v10.9 Mavericksをインストールしました。

OSX Yosemiteから大幅に内容が変わり、AdobeCS3のIllustratorやIndesignなどが、まともに動かなくなりました。Illustratorはなんとか騙し騙し使っていますが、将来的にどうなるかわからない。次のアッブデートでは、完全に動かなくなるとの噂もあります。

また、web作成のためにBiND6を使っていますが、それも、El Capitanにしてから、突然クラッシュしたり、機能が使えなくなったり、不具合だらけになりました。でも、El Capitanからはサポート対象外になり、今後の対応はしないとのことです。

ふんだんに予算があるならば、すべて新しく購入すれば解決するのですが、到底そんな費用の工面はできません。しかし、今、それぞれのソフトが使えなくなるのは、致命的です。いったいどうしたらいいのか頭を抱えました。

そこで、思いついたのが、外付けハードディスクに少し前のOSXを入れてしまうことです。ちょうどモバイル用のハードディスクがあるので、そこに、これらのソフトが快適に動いていた、OS X v10.9 Mavericksをインストールして、そこから起動できるようにすることにしました。

ちなみに前のOSはちゃんとApp Storeの購入済みからダウンロードできます。

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無知な僕はダウンロードしたMavericksのインストールappをクリックすればインストールが始まり、インストール先を外付けハードディスクに指定すれば問題なくインストールできると考えていました。が、クリックすると、このosは古くてインストールできませんとの表示が出て、キャンセルされます。これではできません。

いったいどうすればインストールができるのだろうかと、webを調べるとどうもインストールディスクを作らないといけないことがわかりました。通常はUSBメモリーに作るのですが、面倒なので直接外付けハードディスクに作りました。

ただ、説明してくれているサイトに作り方が書いているのですが、ターミナルにコマンド打ち、インストールappを外付けハードディスクにコピーして起動ディスクを作らないといけないとのこと、ただ、説明されているようにしても、エラーが出て全く思うように行きません。

またもや問題発生で頭を抱えながら、サイトを検索すると、コマンドを打たなくてもインストールディスクを作成してくれるソフトが紹介されていました。

「DiskMaker X」と言うソフトです。これを使うと実に簡単に作成できます。

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用意するのは、事前にダウンロードしたOS X v10.9 Mavericksのインストールapp。それに、作成先のUSBメモリーやハードディスク。そして、DiskMaker X。

DiskMaker Xをアプリケーションフォルダーにコピーした後、ダブルクリックで起動。立ち上がると、どのOSXの起動ディスクを作るか選択バーが出てきます。選択できるのは、「Mavericks」・「Yosemite」・「El Capitan」の三つ。

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「Mavericks」を選択して、今度は作成場所を選びます。今回は外付けハードディスクを選択。作成が始まり少し待つと無事外付けハードディスクにインストールディスクが作成できました。

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いよいよ、起動ディスクを使って、「Mavericks」をインストールします。

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Macの電源を入れるときに、「option」を押したままにすると、起動ディスクが表示されます。「Mavericks」のインストールディスクを選択すると、インストールが始まります。後は、いつものように慣れ親しんだ、OSXのインストールアナウンスに従って、進めていくと無事「Mavericks」のインストールが完了しました。

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今日のところはOSのみのインストールで、これから時間を見ながらIllustratorやBiND6をインストールしていくつもりです。とりあえずはこれで当分というか、お金の目処が立つまで使っていくつもりです。