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↑この記事のネタ元です。

米食料品のスーパーマーケットチェーン「ホール・フーズ」は1日までに、刑務所の受刑者が手がけた食料品を今後販売しない方針を明らかにした。

アメリカで、受刑者が製造した食品を販売しないとの記事がありました。 今、Netflixで女性受刑者のドラマ「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」を観ていますので、 興味を持ちました。

刑務所で製造されていることで、顧客から不安が出ているために、撤去するとのことです。 べつにどこで製造しようと、品質が確保されていれば問題無いと思うのですが、そうでもないようです。

「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」では、受刑者に所内の運営も任せており、食堂や、電気修理、 はては美容院も受刑者で行っています。完全に民営化されていて、ビジネスとして刑務所を運営している からのようです。

それならば、受刑者の待遇改善、外貨獲得の手段として商品の製造と、販売は必要なことだと思いますか、懲役中に利益を得ていることが、お気に召さない人が多かったのでしょう。

ドラマでは、手に色も無く出所後世の中に出されるために、働き先がなくて、また刑務所に戻ってくる場面があります。現実に働くところが無く再犯を犯す人が多いようです。その為にも刑期内に仕事を覚えて、出所後、ある程度は生活の目処を立てられるようになれるような、仕組みを作る必要があります。

今回の販売無効は、一時的にはいいかもしれませんが、社会全体としては不都合な現実を生むのではないかと思います。