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スミスはさらに、ネットフリックスは若者が自主制作映画に触れる機会をつくっていると主張。「わが家について言えば、ネットフリックスには恩恵しかない。子どもたちが他では見ることのなかった映画を見られるからだ」と説明している。
Netflixが映画を作成し、それが映画賞に出品され、高い評価を受けました。しかし、それを映画館では上映せず、配信のみとの記事をこの間紹介しました。
今後もこの上映スタイルが、進んでいくのは間違いありません。名のある賞で客観的な評価を受ければ、格段に知名度も上がり、その興味を配信サービスへ導くことができます。ここまで、動画配信サービスが普及し、世界的に多くのユーザーを得て、収益も確保できる目処が立ったのならば、独自性を出すために作品の自作は正しい方向です。
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大手の映画制作会社を通さず、動画配信サービスのみでの作成は、上映方法のしがらみが少なく、作品の上映方法を自由に決めることができます。今回のように、映画感での上映を選ばず、動画配信のみなど、今まででは考えられない方法を取ることができます。
ただ、僕が妄想するに、ここから逆に映画館を再構築する方向も見えてくるのではないかと。
最近、4kや8kの超大型テレビを各メーカーが生き残りをかけて、発表しています。しかし、それを一般家庭が購入するのか、普及するのかというと、首を傾げてしまいます。どれだけ素晴らしい映像を見せてくれても、あの大きさと、価格では到底でが出ない。
そこで、Netflixなどの動画配信サービスと手を組んで、超小規模の映画館を作ればどうかと思います。
カラオケボックスみたいに、ビルに、数名が入れる小型の映画館をいくつも作り,そこに大型の4kテレビを置きます。Micro映画館というところでしょうか。
そこで、上映するのは配信会社のしがらみが少ない、NetflixやAmazonなどの動画配信サービスが作成した独自作品。利益優先のハリウッド作品とは違う、一味も二味も違う映画を上映して、映画を楽しみたい人を惹きつけるのです。
金額はふらっと見に行けるように、ワンコインの500円なら最高です。それか、Netflixの最低月料金が650円なのでそれぐらいなら許せます。(独断独善ですが。)
メーカーは市場から無視されかねない大型テレビの使用機械になりますし、動画配信サービスは製作作品の上映機会と、未加入の取り込みにもなります。
昔、こんなように喫茶店に大型スクリーンを置いて、ミニ映画館にしようとする企画を紹介されたことがありましたが、全く普及していないので、上演作品の確保と上映条件がうまくいかなかったのでしょう。
それが、大手の制作会社とは別に製作されている動画配信サービスの映画ならば、しがらみに影響されることなく、作品の確保と上映ができる。と、思います。
街の個人映画館が、大型のシネコンによって駆逐されましたが、今度は、動画配信サービスとMicro映画館の組み合わせで、シスコンを駆逐するかもしれません。まあ、絵空事ですけど。個人的には、Micro映画館できたらいいなあと思います。
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