血糖値を測定できる夢をiPhoneは見るか

iPhoneで血糖値(実際はグルコース値)が記録できるアプリがあった。

Apple Watchで血糖値が測れるようになるかもしれないと、かなり前から噂だけはあるが、なかなか日の目を見ない。医療器具になるから、そう簡単には使えるようにはならないだろう。特に日本では。

別に測定器を体につけて、データをBluetoothで自動でApple Watchに取り込んでくれたらいいのにと思っていた。それならApple Watchをいじらなくても出来ううなのに、それすら無いのが不思議で仕方がなかった。

それが、Apple Watchは出来ないようだが、iPhoneでは可能になった。

血糖値を測定する製品「FreeStyleリブレ」

https://www.myfreestyle.jp/patient/

体に測定器を貼り付け、iPhoneで測定した血糖値、正式にはグルコース値なるものを記録する。測定はアプリを立ち上げ、測定器のそばに持っていく。ブルっと震えて測定を知らせると、iPhoneのに値が表示される。

Apple Watchだけで完結すれば、アップル信者としてはうれしいいのだけど、こうして既製品と組み合わせて、より素早く便利に対応してくれるのは本当に嬉しい。

糖尿病を管理するためには、ちなみに糖尿病というのは不治の病で、上手に付き合うしかないから、こまめに測定して血糖値を確認しながら、食事と運動を適切に行っていく大切になる。

長年、糖尿病を患っているから、視覚的に数値で血糖値が分かるのは、病気と付き合うために本当に重要だなあと思わせられる。この病気で恐ろしいのが、すごい空腹で、手当たり次第に甘い菓子パンを食べたい衝動(ほんと突き上げるような食欲)に駆られるのに、測ってみるとびっくりするぐらい高い時がある。

とっ言うか、強烈な空腹に苛まれる時こそ、血糖値が爆上がりしてして、空腹感を全く感じない時の方が、低い。これが本当に困ってしまう。

細かく測っていると、高いのに空腹なのか、本当に空腹なのか、そして、恐怖の低血糖で空腹すぎて気分が悪くなっているのか。それが、分かるようになる。

視覚的に数値的に、客観的にちゃんと確認できるのは、考え以上に重要だと実感している。

ビジネス書で経営は常に数値を確認して行わなければならないと、偉いコンサルあたりが書いていたが、気分や感情で判断しないためにも、数字は大切だと、我が身を持って知ってしまった。別に、ビジネスや経営なんて関係のない人生なのだけど。

自分の体も、一つの経営と考えれば、ましては自転車操業の赤字(病気)経営ならば、同じ事として、真剣に数字と向き合っていかねばならぬと戒め。

この製品、僕は、病院から買っているけど、Amazonとかでも売っているよう。ただ、医療品だから健康体が簡単には買えないかもしれない。それに、健康だったら血糖値を気にする必要なんてないか。

でも、糖尿予備軍や、暴飲暴食癖のある人には、気楽に測れるこのセットはいいと思う。血圧はあちらこちらに測定器があるし、売っているから、測りやすいけど、血糖値を普通は測れない。

でも、血糖値の高低は万病のもと。実は血糖値が高いまま続くと、血圧が爆上がりする。それに、腎不全とか、脳卒中とか、目の病気になったり。恐ろしいことが続々出てくる。

Apple Watchで血糖値がある程度でも測定できるようになれば、日々、確認して運動や食事を管理しやすくなるので、是非とも、血糖値測定機能をつけて欲しいと願うばかりだ。

そうなれば、嫁さんに堂々とApple Watchを買う宣言できるのに。

↓人気ブログランキングに登録しています。記事がよかったらクリックをお願いいたします。


人気ブログランキングへ