凡庸雑記「進撃の巨人」

今日、進撃の巨人ファイナルを観た。

延々と迷うことなく続いてきたこの物語の終焉を見届けて、ささやかながら歴史に立ち会った、思いがある。寂しいとか、まだ続きを観たいその想いは無く、ただただ感無量。

物語の骨子が、強く太く流れていたから、これだけ最後の瞬間まで、熱い思いが冷めずいられたのだろう。

漫画原作はいっさい読んでいないので、本当の意味でこの物語を理解しているかはわからない。それに、アニメでも最後矢継ぎ早に話が展開し、どうしてだ?と理解が追いつかないところもあった。

僕の理解力が、劣っているせいだとは思うが、分からないところは、とりあえず脇に置いておき、今は、この壮大なモニュメントを、仰ぎ見て呆けたい。

月並みな話だが、このような作品はもう出てこないかもしれない。この作品に、追いつき追い越そうと、数多の創造者が挑戦するだろう。だけど、個人の天才的才能と、それを育んだ環境。それを、感受した社会。それらが、必然・偶然、不思議な縁で、結びつた結果に違いない。

そうな、化学変化はそう生まれはしない。だから、これからも強く深く、人の想いの奥に残り続ける、かもしれない。そう願う。

今はただ、この物語を延々と紡ぎ続け、世の中に現してくれた人々に感謝している。

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