MicrosoftがOffice 365 登録ユーザーに提供してきた容量無制限プランを廃止

Office365

米マイクロソフトが、クラウドストレージサービス「OneDrive」で Office 365 登録ユーザーに提供してきた容量無制限プランを廃止すると発表しました。

MicrosoftがOffice365ユーザー向け容量無制限プランを廃止ししました。原因は一部ユーザーの考えられないほどの無茶な使い方で、安定サービス提供が難しくなったためとのことです。

あるユーザーは、大量の動画コレクションなどをアップし、一人で75TBも使用していたと伝えています。

無制限プランは１１月２日に終了し、その後は1TBを上限にします。また、有料プランは月1.99ドルの50GBのみとなり、無料プランは15GBから5GBへ大幅な削減となります。

適正な使用量で、快適に使っていた人にはとても痛い発表です。まさに性善説か性悪説か、人間の本質にも関わる永遠の問題です。快適な最高の内容を提供しても、それを必ず悪用する人間は出てくる。そのようなイレギュラーな悪意を、考えて提供していかないと、長期的な運営は難しいのでしょう。

それにしても、Microsoftは容量を下げすぎではないかと思います。容量無制限から1TBですから。せめて、5TBにすればとても魅力的ではないかなとと思います。だいたい、市販のハードディスクが最近3TBが手頃な価格で出ていますので、もう少し上乗せしたら実に魅了的で一目を引くはずなんですが。

これから方向として、一旦保存されたデーターを整理して、その後サービスの拡充に着手していくのかもしれません。その時には、より双方が利便性のあるクラウドサービスを提供していくのでは、最近のMicrosoftの勢いを見るに。

でも、Apple好きなのに、Microsoftの話なんて、それも期待しているだなんて、まあ、最近のMicrosoftの展開がとても興味があるので、書いてみました。それに、Mac用のOfficeは必需品ですから、頑張っていいものを作ってもらわなくてはとも思っていますので。